取引先様からよくあるご相談の中に「現場のリーダクラスの育成」というテーマがあります。リーダに必要な知識にはいろいろありますが、その中で特に重要なのが、製造現場のリーダーとしての「振る舞い」「行動」です。
一番手っ取り早いのがベテランの現場リーダについて学ぶことですが、ベテランリーダの負荷も高くこういった育成に時間を確保することが難しいのが現状です。
そんなときにお勧めの一冊を紹介します。
「工場長養成塾」ハンドブック | 名古屋工業大学工場長養成塾 |本 | 通販 | Amazon
この本は以下の5章で構成され、「人は現場で育つ」という育成理念のもと、工場管理者が日々の工場運営で心がけるべき「視点」「行動」「ふるまい」「考え方」が見開き1ページで1テーマとして90項目にまとめられています。
第1章 工場長はどうあるべきか(14項目)
第2章 アピールできる工場づくり(20項目)
第3章 今日の生産を達成する(22項目)
第4章 明日に向けての改善(23項目)
第5章 将来を築く人材育成(11項目)
経営者にとって一倉定が残した「一倉定の経営心得」という本が社長としての行動規範であるとすれば、「工場長養成塾ハンドブック」は現場の管理監督者の行動規範といってよい内容です。
値段も1400円と非常にお手軽な価格設定ですので、ぜひ「現場の管理監督者」となる方は手に取ってみてください。
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